地方の救命救急センターで働いており、新人教育や教育に携わっています。

- 看護師歴8年
- 救命救急センター、外科
- 取り組んでいること:ブログ、動画編集、筋トレ、勉強など
看護大学卒業後に3次救急病院へ就職

3次救急病院へ就職を決めた理由は、いちばん最初に大きな病院で経験を積んでおけば、今後職場を変わることになってもつぶしが効くだろう。という理由でした。
当時、10人弱の患者の情報収でしたが、なかなか取り終えない私に向かって先輩は、「〇〇さんは7時15分には職場にきてパソコン開いていたよ」と。
その日から、
- 朝の7時出勤し、先輩が来る前に情報収集を済ませる(カルテを開けなければいけないし)
- 先輩がラウンドに使う物品(検温セットなど)を準備しておく
- 連日、帰宅は21時を過ぎる
- 手術、緊急入院対応など、負荷はどんどんかけられる
- 当然、時間外なし。なんなら、希望休すら入れる事を禁じられていた!(今思えばあり得ない)
振り返ってみると、辛い新人看護師時代でした。
先輩の言う通り、仕事ができないなら人よりはやく仕事に来るしかないと思っていましたし、看護記録を書くのが遅くて指導してくれる先輩を何時間も待たせてしまったり…。
仕事に行きたくなさすぎて、通勤中に涙が出てきたり、このまま事故に合えば仕事に行かなくて済むな…なんて思いながら通勤していたことを思い出します。
今思えば、抑うつ状態でしたね。
当ブログを立ち上げた理由

そんな私も、今では看護師9年目になりました。
新人指導など、後進育成にも携わっています。
看護師9年目になるまでに、以下の経験をしました。
- 新人教育の難しさ
- 異動を経験して感じたギャップ
- 人間関係の難しさ
私は主に、この3つの今でも悩まされています。
新人教育の難しさや中途異動者のジレンマ

ありがたいことに、毎年4~5名の新人さんが病棟に配属してくださります。
過去に経験していた外科病棟では、新人の離職率は0%を誇っていました。
しかし、救命救急センターに来てから新人や中途異動者の離職が多いですし、自分自身も”辞めたい”と思うことが増えたと思います。
特にメンタル面の問題で、休職や退職をするスタッフが本当に多いです。
この問題に関して私が考えてみたのは、
- 救命救急センターという特徴上、新人や中途異動者に求めるレベルが高い
- 単純に激務で、シビアな患者さんを担当するのに神経がすり減る
- 評価する側の一方的な決めつけ→この子は看護師向いていない
自己肯定感が低い環境になりやすいのでは?と結論づけました。
いちばんに伝えたいこと『自分の身は自分で守る』
看護師は看護師以外の方法でお金を稼ぐのが難しいのではないか?
こんな価値観持っていませんか?
私はバリバリそのような価値観を持っていて、なかなか退職することができずにいます。
ただ、新人や中途異動者の人たちを見てきて、こんなことを思います。
- 職場はあなたを守らない
- あなたがいなくても、職場はどうにでもなる
- あなたがいなくなった後は、たいして話題にもならない
だから、心がSOSを挙げているならば、いち早く心の声に耳を傾けてあげて下さい。
あなたのことがわかるのは、あなただけです。
退職に向けていろいろなことにチャレンジ中

私は冒頭に、今取り組んでいる事を述べました。
- ブログ
- 動画編集
- 筋トレ
- 投資(つみたてNISA)
いざ仕事をやめようと思ったときに、看護師以外でお金を稼ぐ方法を確保するためにチャレンジしていることです。
今は激務な職場で働いていますが、ブログや動画編集である程度のお金を稼ぐことができるようになれば、もう少し落ち着いた職場に転職することも視野に入れています。
8年間、同じ職場で働いてきたという強み

一方、8年間仕事を続けることができたというのは、私の強みだと思います。
仕事は辛いけど、今の職場で頑張りたいと思っている人に向けて、
新人時代や中堅、異動をどのように乗り越えたのかなど、伝えられることはすべて伝えていきます。