と言いつつも、医療現場には医者>コメディカルという立場の違いが明確に存在しており、それを利用したパワハラまがいなことはたくさんあります。
医者のパワハラを訴えることができるのか?何か対策はないのか?考えてみましょう。・看護師が受けているパワハラはどんなことがあるのか?
・パワハラに対してどのように対応したらよいのか?
医者によるパワハラ事例
医者と1対1で接することが多い仕事をしていますので、医者の機嫌に左右されることが多いです。 それは致し方ないとしても、とばっちりで暴言を受けることが屡。 頼まれたことを伝えにいったのに、それが納得いかない→私に暴言。のような。 それも、看護師がいるところでは私とも普通に接しているのに、その後電話で私を呼び出して いきなり暴言が始まります。 勿論、身に覚えのないことばかりですし、一方的に攻められた挙句、はいもう出ていけ、と。 いじめに近い内容で、正直どうしていいかわからなくなるくらい落ち込みます。引用:yahoo知恵袋
私の見たパワハラは
- 特定のスタッフがミスをしても「大丈夫だよ」と返答するにも関わらず、違うスタッフが間違えると執拗に責め立てる
- 指示を確認したにも関わらず「そんなこと言っていない」と言い、理不尽に怒りはじめる
- 「呼吸器の設定をあげてよ!」と言うものの、何を上げれば良いのか具体的な指示がないため、確認をしに声をかけると「何で上げてないんだよ!」と怒鳴られる。そもそも看護師では呼吸器は指示なしに変更することはできない
- 指示を聞いているのに無視をする
ひどい内容から些細なことまで、挙げるとキリがありません。
こんな暴言を吐く医者はごく一部なのですが、看護師が医者に対してこのような暴言を吐くことはないのに、なぜ医者は許されているのか正直疑問ですね。
医者からのパワハラ対策 4選を紹介
医者のパワハラに対して、どのように対応することが望ましいでしょうか?
証拠を残し、管理職へ相談する
ボイスレコーダーで日ごろの暴言を録音しておく。また、受けた被害を書面に残しましょう。
師長や他の医者に相談をする場合にも、証拠がないと掛け合ってもらうことはできません。
まずは、証拠を押さえることが大切です。
私も念のため、ペン型ボイスレコーダーを持ち歩いています。
- ONにしやすい
- 録音時間が長い
- 音質が良い
- 至って自然に見えるもの
この辺りを重視して購入しました。
理不尽なことを言われないように知識を付ける
上記の対応とは一変しますが、看護師の知識不足を突いてくる医者もいます。
そのような医者であれば、ある程度の知識を付けることで、理不尽な言いがかりを防ぐことができます。
とはいえ、専門である医者の知識と対等になるのは、とても難しいことではありますので、診療科における最低限の知識は身に着けておくとよいでしょう。
とにかく、真に受けないこと
一つ一つの出来事をまじめに捉えていると身が持ちません。
読者さんだけにあからさまに嫌がらせをするという場合は別ですが、他のスタッフにも明らかに嫌な態度をとるなどの場合、
傘を持たず雨に打たれてしまった程度の気の持ちようで過ごすのも1つです。
転職や異動を考慮する
理不尽なことに耐えかねて、体調を崩してしまうと復帰に時間がかかります。
ひどい場合は、復帰さえできなくなる可能性もあります。
なので、度が超える場合や心身に不調をきたしている場合は、早めに環境を変えることをおすすめしています。
逃げるのではなく、自分の身を守るということです。
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結論:医者をパワハラで訴えることはできるのか?
結論から言うと、できると思います。
思いますという表現は、実際に訴えれた医者を見たことないので”思います”という表現をしました。
ただ、ある程度の労力や費用、時間を要します。
また、世間は医師不足という現状から、あなたの起訴がどこまで通じるのか?という点でも、労力に見合った対価が得られるとは限りません。
手っ取り早いのは、異動や転職など環境を変えることが楽に思えます。
何も悪いことをしていない自分が環境を変えることに納得はいかないかもしれませんが、我慢することで読者さんの体調を損なう可能性もありますので、よく考えて行動に移すべきだと思います。